2022/04/22
こんにちは、
整理収納ソムリエのだーかねです。
出典:「片づけられない」は贅沢な現代病?モノの作り手の気持ちを知ってみる
整理収納作業をする時、
ざっくり言ってしまうと、
モノの要不要の判断をする整理、
取り出しやすいように作り直す収納、
と2種類あり、
全体のうちの7割が整理であり、
残り3割が収納の作業になります。
ほとんどの方がプロのコンサルに依頼をすると、
すぐに収納をより使いやすく作り直してもらえると
思っているのですが、
実は最初に行う整理がかなり重要になります。
中でも代表的なモノを2つ。
1)衣類
基本的には1年もしくは2年着ていないような衣類は
もう今後も着ることはないでしょう。
そのような衣類は不要の対象にしていいと思います。
しかしながらこの時に、
「まだ新品だから。」
「高かったから。」
と言ってなかなか未練を断ち切れない方が多くいます。
違う視点から見た場合、
服を作ったデザイナーさんはどう思うのでしょうか。
皆さんに着て欲しくてデザインしたのに、
それをずっと封印したままで
嬉しいでしょうか。
おそらくその逆ですよね。
悲しい気持ちになっていると思います。
ですから、
新品だったり高かったりと言ったことが残す理由になるのではなく、
着るか着ないかが問題です。
ここをしっかりと実践できるようになると、
自然と買い物も慎重になり、
無駄使いはなくなり、
気に入ったモノを長く着ることが出来るようになります。
2)本
これも衣類と同様、
「まだ新品だから。」
「もう手に入らない本だから。」
そして、
「また読むかもしれないから。」
と言った理由が出てきますが、
一度読んだぐらいでは新品のままのような状態と言うのは当たり前のことなので、
そこは全く気にする必要はありません。
そしてもう手に入らない本であっても、
また読むかもと思っていても、
再度読むことはまずないと言っていいでしょう。
継続して本を読んでいる人なら、
過去読んだ本を再度読むことよりも、
新しい本を読んでいるのではないでしょうか。
もう手に入らない本にしても、
貴重だからと言って、
何回も読むかと言ったらそれはまた違いますよね。
本棚に綺麗に揃っていると、
視覚的に必要な本をと思ってしまいがちですが、
そこは冷静に1冊1冊判断をしてみましょう。
ここまで出来るようになると、
整理に関する作業はかなり出来るようになっていると思います。
他のモノを対象にしても、
同様の考え方で接することが出来ると思います。
しかしながらそれが出来そうで出来ないと言うのも
また事実だと思います。
自分1人でやっていたら、
判断基準が甘くなってあまり効果が出ない可能性も大いにあります。
そんな時は思い切ってプロに依頼してみて下さい。
プロの目で見て、
言われて初めて気付くこともあります。
自分ではなかなか実行できないものが、
一気に作業が進むようにもなります。
収納作業をする前の整理を、
しっかりやりきってみましょう。
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