2022/04/22
こんにちは、整理収納ソムリエのだーかねです。
整理収納で難易度が高いうちの一つ、キッチン。
家の中でも確実に毎日使う場所であり、食材や食器、そして調理器具など出入りが激しい場所でもあります。
今回はそんなキッチンの中でも、キッチン下に特化して基本的な収納についてお話していきたいと思います。
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まず前提条件として
キッチン下は大きく2つに分かれると思います。
引き出し式と扉式。
引き出し式は最近の主流ですね。
(一軒家や分譲マンションに多い傾向。)
引き出すことによって奥の方が取り出しやすくなっている。
扉式は昔から当たり前になっているやり方で、築年数が古い物件や、最近建てられた建物でもコスト削減でこのやり方になっている。
(賃貸マンションに多い傾向。)
今回は扉式に関して。
立体的に収納する
キッチン下で活かしきれていないなと思うのが、空間をうまく利用出来ていないこと。
しまいたいモノを置いていけば当然床は埋まっていくのですが、上のスペースがぽっかり空いているんですよね。
なのでここをうまく使って収納量を増やしましょう。
そこでまずはスペースを分断して上下2段に使えるようにします。
ニトリの伸縮フリーラック。
Sサイズ:伸縮幅29〜45cm
Mサイズ:伸縮幅46〜75cm
があるので要注意です。
これだけでまず上下が有効活用出来るようになりました。
※仮に配管が障害になりそうでも、パネルを外せるので問題ないですね。
ニトリの商品サイトより。
上下から今度は横に分断
でもここで満足せず、上下に分けたあとにも空間を最大限利用することを考えます。
出来ることは横に分断です。
活用するのは無印良品のポリプロピレンファイルボックス。
一番妥当なのはA4用、約幅10×奥行32×高さ24cmでしょうか。
※購入する時は必ず事前に測ってからにしてください。
幅15cmタイプにしないと合わない場合も出てくると思いますので。
これを使うとこうなります。
さきほどよりも鍋が一つ余分にしまえるようになりましたね。
出す時はファイルボックスの上側を持って引き出してもいいし、穴に指を入れて引き出してもいいし。
こういうところはさすがの無印良品。
ちなみにファイルボックスにしまう時には鍋の蓋は裏返しにした方が全体がちょうど収まっていいと思います。
サイズを計測する時にもそこを意識するといいかもです。
※このモデル現場で上の段にファイルボックスを使っていないのは、サイズ的に入らないからです。
入るのであれば、同じように使うと更に収納量が増えますね。
すっぽり収まった写真がこちら。
さいごに
写真を見て気付いた方もいると思いますが、浄水器が写っていますよね。
と言うことは、このモデル現場ではシンク下に鍋関係を収納しています。
ただ、本来であれば鍋はどこで使うかと言ったらコンロなので、コンロ下に収納場所を確保するのがベストです。
鍋とコンロが上下の動線で済むからです。
このモデル現場ではコンロ下にそのような収納場所がないのでシンク下にしています。
また、今回はタイトルにもあるように「基本的な収納方法」です。
必ずしもこれが絶対な正解ではないし、もっとより良い方法もあると思います。
鍋を持っている数によっても変わってきますしね。
あくまでも一つの例として参考にしてみてください。
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