2022/04/22
こんにちは、整理収納ソムリエのだーかねです。
今回はお客様から写真掲載の許可が出ましたので、写真に合わせて整理収納の説明をしていきたいと思います。(普段なかなか許可が出ないものなんですよ。)
sponsored link
現状
3人家族でL字型のキッチンを使用しています。
問題は当然ながらモノが多くてキッチンが使いづらいので、使いやすくして欲しいとのことです。
ビフォー写真はこんな感じです。
1.まずは正面。
2.左側。
3.左側から少し右に。
4.上記3から少し右に。
まずは整理から
では作業に入りましょう。整理収納作業と言えば最初は当然「整理」から行います。と言うことでキッチンに収納されているものを全出しします。(と言っても一気に全部出そうものなら置くスペースも限られてくるので、いくつかに区切って出します。)
そして一つ一つのモノを手に取り、それが本当に必要かどうかを判断します。
1)キッチン道具
「まだ使ってないから」「高かったから」「貰いものだから」と言う判断ではなく、実際に使うかどうかを判断基準としましょう。
また、使っていても年に1回使うかどうかなど、極めて使用頻度が低い場合は、他の道具で代用できないかをよく考えてみましょう。大きさがほんの少し違うだけでほぼ似た道具が必要なのかどうかもよく考えてみましょう。
例えばグレープフルーツ用のギザギザスプーン。年に何回使いますか?便利なことは便利ですが、そのためにいくつものスプーンを持つ必要があるでしょうか?それよりは、標準的なスプーンだけにして、スペースの確保を優先した方がいいかなと思います。標準的なスプーンでもグレープフルーツは食べられます。
2)食材
ずっと保管していて、もう食べないだろうなと思うモノはこの際処分しましょう。他にも気をつけるべき点は賞味期限。普段、見つからないような場所にしまっているがために、何年も期限が切れている食材を保管していることも多々あります。他にも、同じ食材であっても収納場所がバラバラであるために、両方とも使いかけであったり、どちらかの存在を忘れていることもあります。
このような作業をしている時に必ず出てくるセリフが、「ずっと探してたこれはこんなところにあったんだー!」「何これ?こんなの買った記憶がない。」などです。。。
次は収納
全ての「整理」作業が終わったら、次はいよいよ「収納」です。
使用頻度、料理を主にする奥様の身長から考えた取り出しやすい位置、種類別、最短距離での取り出しやすさなど、いろいろな状況を考えて収納していきます。
結果
全ての「整理収納」を終えたらこのようになりました。
ざっくりビフォー写真との違いは分かりますかね?写真だと少し分かりづらいところもあるかもしれませんが、実際にはかなりの量のモノが減り、収納スペースにゆとりが生まれました。
さいごに
今までうまく整理収納が出来なかった自分と向き合い、「整理」の作業がしっかり出来ると、「収納」は効率よく出来るようになります。それは想像している以上に収納スペースにゆとりが生まれるからです。なので当初想定していた「これはあの場所に収納したいな。」と言う思い以上に収納出来る場所が出来てくるので、「あの場所に収納したいなって思ってたけど、空いたこっちに収納した方が更に取り出しやすくなるな。」となります。
作業開始と共に収納グッズを買おうと考えるお客さんもいます。しかしながら、先ほどお話したように、想定以上に収納場所がスッキリしてくるので、収納グッズを一切買わなくても済んでしまうことが結構あります。まさに今回もそうでした。
そして一発で完璧な収納を目指さないで下さい。一度決めた収納状況で使いこなして、そうすると微妙に合わないところが出てきたりします。なのでその都度、更に自分に合うように改善していけばいいのです。そうやって、どんどん自分にあったより完璧に近いスタイルを作っていくようにしましょう。
D&ASSOCIATEのホームページはこちらです。
よろしければ1クリックの協力をお願いします。