2022/04/22
こんにちは、整理収納ソムリエのだーかねです。
普段、様々なお客様から仕事の依頼を受けます。中でも圧倒的に多いのが主婦の方で、家族構成は小さい子供を抱えた核家族。
夕方まで働き、子供を迎えに行き、夕食の準備・片付け、子供の寝かしつけ、etc。家の中を整理収納する時間なんて全くない。
加えて、子供の頃から整理収納が苦手で、更に苦手だった親からの遺伝で本当にどうしようもないと言う現状。
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他の家族は?
旦那さんは、
平日は夜遅くに帰ってきて何もせず。
休日はゆっくりしてるか遊びに出かけて何もせず。
子供は年中無休で遊び廻って散らかし放題。
味方は誰もいません。。。
だから整理収納のプロに依頼するしかないのだと思います。
そして現状は?
依頼を受けて作業をするのですが、依頼をしてくれた奥さんはやはり一番危機意識があるので、意識改革がだいぶ進んでいきます。そしてその場に立ち会っていない旦那さんは、影響を受ける人と受けない人の2パターンに分かれます。
1.影響を受ける旦那さん
少しずつでも部屋が綺麗スッキリになっていくのを見て、自分のモノに関する整理収納をしようと動き出す。
2.影響を受けない旦那さん
部屋が変わっていく様子に全く興味を示さず、いつもと変わらない。
やっかいなのはこちらと言うことは分かりますよね。
そんな旦那さん自身はどう思っているのか。
・本気を出せば嫁より自分の方が出来る
・けど普段何もしない
・家の中が乱れているのは嫁のせい
こんな感じです。なかなか厳しいですね。そのような状況で理解・協力してもらおうとしても、とても無理です。
では、どうするか?
放置!
と言うと言い方悪いですが、まずは1人でどんどん作業をしていきましょう。その状態で旦那さんを説得しても効果はないでしょう。
1人でやれるだけのことをやって(プロへの依頼を含む)、家の中が変わっていく姿を見せつけていきましょう。
そうすると、
・その姿に子供は楽しそうと感じて一緒に手伝ってくれるようになったりします。
・旦那さんも、居心地の良くなっていく家に対して意識が変わり、手伝い始めてくれることがあります。
口で言って分からなければ行動で見せるしかないってことですね。
そして一番最後に、旦那さんの部屋に対して、整理収納をする気持ちがあるのかないのか、確認してみましょう。(決して勝手に捨てるようなことはしてはダメです。)
さいごに
と流れを書いてきましたが、全てが全てこのようにうまくいく訳ではありません。最後の最後まで家族全員が同じ考え・方向を向けずに家の中だけは綺麗スッキリになることもあります。
でも正直言ってそのような場合は元に戻る可能性が大きいです。意識が変わらなければ綺麗な状態をキープ出来ることはありません。
ですから、家族として理想となる家を常に共有してイメージし続け、みんなで行動しなければなりません。一番最初に危機感を持ってくれた奥さんを”助けて”あげるのではなく、”一緒に”整理収納された状態を保っていくことを心がけてみましょう。
※ちなみに、「親からの遺伝」のせいで整理収納が苦手だと言う方がいますが、遺伝は何も関係ありません。同じ家で同じように暮らしてきたからこそ似たような考え方になってしまっただけであり、親が苦手であっても子が得意と言うこともありますし。その逆もしかり。誰でも習えば整理収納は出来るようになります。
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